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Intel VT-d ( リダイレクト:インテル バーチャライゼーション・テクノロジー ) : ウィキペディア日本語版
インテル バーチャライゼーション・テクノロジー
インテル バーチャライゼーション・テクノロジー(Intel Virtualization Technology, Intel VTまたは単にVTと略される)とは、インテルによって開発された仮想化支援技術のことである。
当初、インテルは開発コードネームからVanderpool Technologyという名称を用いていた為、現在でもVTをVanderpool Technologyの略とする表記が散見される。また、VT-x を指して単に Intel VT と呼称する場合もある。
==概要==
Intel VTは、仮想マシンモニタによる複数のオペレーティングシステム (OS) の並行動作をより効率的に行うための支援技術である。
VT機能がなくても、すべてソフトウェア的に仮想化技術を実装し、複数のOS(ゲストOS)を実行することは可能である。しかし、その場合パフォーマンスの低下を招いたり、ゲストOSに変更が必要となる場合もある。ハードウェア側でVTに対応することによって、これらの問題点を解決する仮想マシンモニタの実装を支援することができる。
インテルでは、Itanium 2などのIA-64アーキテクチャ用に''Intel VT-i''、Intel Pentium DなどのIntel 64アーキテクチャ用に''Intel VT-x''を、また、I/O仮想化機能を''Intel VT-d''として開発した。これらの機能を総称してIntel VTとしている。Nehalemマイクロアーキテクチャ以降はCore i3以上のすべてのCPUがVT-xに対応している〔ただしCeleronの場合は一部のSandy Bridgeマイクロアーキテクチャ以降、Pentiumの場合は一部のIvy Bridgeマイクロアーキテクチャ以降より対応。〕。
AMDでは同じコンセプトの機能をAMD Virtualization(AMD-V)として開発し、2006年5月以降に発表されたCPUに実装しているが、Intel VTと互換性はない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「インテル バーチャライゼーション・テクノロジー」の詳細全文を読む




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